「星は1年に天を1周し、霜は毎年降る」ところから、「星霜」とは歳月を表す言葉らしい。
このお酒、文字通り壷の中で「星霜」を重ねた古酒である。
平成15年の醸造とあるので、実に10年以上の歳月を重ねた強者である。
一般的に日本酒は火入れしたものでも歳月には勝てず、やがては酢になっていく。 しかしこのお酒はよほど意思が強いらしく、あくまで「酒」を貫いている。
元々は「吟吹雪」による純米大吟醸であるが、極めて個性的な風味をもっており、強いて言うと、紹興酒に近い。
何と合わせるとこの個性が活かされるのか、探究心に火が灯るお酒であります。
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