Close

萩乃露雨垂れ石を穿つ「しずり雪」

萩乃露の「雨垂れ石を穿つ」は、毎年6月頃に「生」が出て、10月頃に火入れしたものが出荷される。 生酒を好む僕ですが、このお酒に限っては火入れしたものが本命だと思っていました。 しかしこの2月に突如リリースされた「しずり雪」は、フレッシュでありながら濃厚な味わいを持った、「第三の雨垂れ」と呼ぶにふさわしいお酒であります。 「しずり雪」とは、屋根に積もった雪が陽気で緩み、ずり落ちる雪のこと 待ちわびた末の春を感じるお酒となりました。

観賞される事を期待しない芸術作品

「遺され村の美術展」(2017.4/8〜6/4@葛川細川)で、廃屋のながしの下にひっそりと展示されていた、陶芸作家多田恵子さんの作品です。 今年の1月に、京都で「古代が作られるとき」(主催はAnthropological Art Project)という、風変わりな展示会がありました。 この展示は、「古代とは想像の産物」であるというテーマのもと、かの葛川細川で陶板や土器が発見され、それを研究者が「〜文明」と命名するプロセスをパロディとして展示したものでした。 ここで展示されていた陶板や土器を作成したのも、この多田恵子さんです。 他にも「遺され村の美術展」に参加されたアーティストは、とても個性的な方が多いです。 このサイトでも、折を見て紹介してた行きたいと思っております。

© 2024 10 feet photogallery | WordPress Theme: Annina Free by CrestaProject.