Close

萩乃露「平成28BY試験醸造酒」

この試験醸造酒(アルコール分18度)は、
「双子座のスピカ」(10度)のはじまりであり、
「葵つぶらか」(12度)の双子です。
そしてこの18度の方がより旨いと感じるのは、僕だけでしょうか

萩乃露雨垂れ石を穿つ「しずり雪」

萩乃露の「雨垂れ石を穿つ」は、毎年6月頃に「生」が出て、10月頃に火入れしたものが出荷される。 生酒を好む僕ですが、このお酒に限っては火入れしたものが本命だと思っていました。 しかしこの2月に突如リリースされた「しずり雪」は、フレッシュでありながら濃厚な味わいを持った、「第三の雨垂れ」と呼ぶにふさわしいお酒であります。 「しずり雪」とは、屋根に積もった雪が陽気で緩み、ずり落ちる雪のこと 待ちわびた末の春を感じるお酒となりました。

竹生嶋「ヨキトギ」

海津の酒蔵吉田酒蔵の純米吟醸生「ヨキトギ」 地元で作られた酒米「吟吹雪」で醸されたお酒ですが、ヨキトギ(斧磨)川の下流のたんぼで作られているのにちなんだ命名だそうです。 竹生嶋の生らしく、フルーティーでまろやかな甘みを含んだお酒でした。

活性にごり「杣の天狗」

蔵元にて、念願の活性にごり「杣の天狗」を入手 あしが速そうなので、早速呑み始めたところ、いつもの杣天とは何かが違う? 何かが足りない? 七割程ほど呑んだ所で、木桶の香りがしないことに気づいた 通常の杣天は、木桶絞りで微発泡 木桶では強い発泡は造れないのかも…

竹生嶋「吟花」で小鮎の佃煮を

琵琶名物のひとつである小鮎の佃煮は、いかにも日本酒と合いそうである。 しかし、実際はそう簡単ではない。 お酒によっては、川魚特有の生臭さを引き出してしまうのだ。 生臭さが全く無い彦根きむらの佃煮からでも、生臭さを引き出してしまので困ったものである。 特に、フルーティー系の生酒は要注意である。 僕は基本フルーティー系の生酒が好きなので、ずいぶんやな思いをした。 試行錯誤の結果、現時点では竹生嶋「吟花」が最も安心して合わせられると感じています。 食材とお酒とのマリアージュ、 おもしろくも奥が深いものであります。

不老泉酒粕トリュフ

京都嵐山の発酵食堂カモシカのカモシカ氏、不老泉のお酒が大のお気に入り。 好きが高じてか人気の酒粕を、トリュフにしてしまいました。 このトリュフ、天秤しぼりの酒粕を使う事により、お酒の風味がしっかりと受け継がれており、甘さを嫌う呑兵衛も納得の一品となりました。 そしてこのトリュフ、大人の珈琲タイムを、より豊なひとときに演出してくれます。

萩乃露純米吟醸「源流渡舟」

萩乃露(福井弥平商店)は高島の酒蔵の中では規模が大きく、会社組織となっている。 従って基本土日は閉まっているが、稀に土曜日営業の日がある。 訪ねると、会社組織故か制服を着たお姉さんが接客してくれます。 その営業日を狙って訪ねた折、酒好きの面々からお酒の調達を承った。 「純米吟醸の生」を希望の御仁は、以前この蔵の純米吟醸「里山(生)」を「若い!!」と一喝した強者であり、ちょっとばかし緊張していました。 この旨をコギャル風の接客さんに告げると、即座にこの「源流渡舟」を勧めてきた。 直前に「源流渡舟」を飲み干していた僕はストンと納得し、緊張が解けたのでありました。 ちなみこの写真、ご用命頂いた御仁によるもの。 とっても良い雰囲気に撮れているので、お願いして使わせてもらいました。 (このお酒、牛おおたさんには置いてません。念のため)

竹生嶋「壷中重星霜」

竹生嶋「壷中重星霜」

「星は1年に天を1周し、霜は毎年降る」ところから、「星霜」とは歳月を表す言葉らしい。 このお酒、文字通り壷の中で「星霜」を重ねた古酒である。 平成15年の醸造とあるので、実に10年以上の歳月を重ねた強者である。 一般的に日本酒は火入れしたものでも歳月には勝てず、やがては酢になっていく。 しかしこのお酒はよほど意思が強いらしく、あくまで「酒」を貫いている。 元々は「吟吹雪」による純米大吟醸であるが、極めて個性的な風味をもっており、強いて言うと、紹興酒に近い。 何と合わせるとこの個性が活かされるのか、探究心に火が灯るお酒であります。

季節の果物のフローズンヨーグルト

発酵食品の中でもヨーグルトは特に好きで、ほぼ毎日食している。 そのままでも良いが、ジャムや果物を添えても美味しい。 朽木市場の発酵カフェロータスリーフでは、旬の果物を練り込んだ自家製フローズンヨーグルトを提供している。 これはシャーベット状のヨーグルトに柑橘類を練り込んだもので、お味も食感も納得の一品でした。

不老泉の酒粕

寒さが厳しくなると、暖かい粕汁が恋しくなる。 不老泉の酒粕は天秤で絞られている。 機械で絞るとは違って、絞りきれないお酒が結構残ってるのでお味も良く、風味も格別である。 粕汁だけでなく、甘酒にしたり、こんがり焼いて砂糖醤油でも頂きたい一品であります。

萩乃露「雨垂れ石を穿つ」

萩乃露「雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)」は、2013年の台風18号の被害を奇跡的に免れた地元の酒米「吟吹雪」をルーツに持ち、古の醸造法「十水仕込(とみずじこみ)」で造られている。 この師走にお酒好きの友人3名と蔵元を訪ねた折、三酒豪の試飲結果を踏まえ購入。 お正月の祝い酒として頂きました。 このお酒、冷やして呑むより熱めの燗がオススメです。  

「竹生嶋」辛口純米【火入れ】

「竹生嶋」辛口純米の火入れタイプ。 蔵元は常温又は熱燗を勧めていますが、冷やすと辛口の生酒のようになるので、僕は冷やして頂いております。 火入れしたお酒は生酒よりもちは良いので、ペースの遅い僕にとってはありがたいお酒です。

かもす屋のデザート

前出のかもす屋プレートランチに付いたデザート。 萩乃露純米吟醸「里山」で煮込んだ柿に、竹生島純米大吟醸「壷中重星霜」で作ったソース。 フルーティーな生酒の香りがほのかに漂う一品てした。 【お知らせ】 2018年2月、残念ながらかもす家は閉店しました。

かもす屋のプレートランチ

【お知らせ】 2018年2月、残念ながらかもす家は閉店しました。 河原町三条を西に入った商店街に、滋賀県高島市のアンテナショップ「かもす屋」がオーブンした。 「かもす」とは「醸す」の事で、高島で盛んな発酵食品中心の物産を数多く取り扱っている。 中でもお酒の品ぞろいはすばらしく、高島に行かないと入手出来なかったお酒が所狭しと並んでいる。 その場で試飲が出来るセットメニューも販売されているが、お店の人に気になる銘柄を告げれば試飲させてくれます。 2階はちょっとしたレストランになっており、お昼時にはランチメニューが用意されている。 言うまでもなく高島の食材がふんだんに使われているのだが、これにデザートが付いて1,000円とは思えないおいしさである。

ロータスリーフのフローズンヨーグルト

鯖のへしこやなれ鮨等、古より豊かな発酵文化が育まれて来た朽木。 その朽木発酵界(?)に、彗星の如く現れた「発酵カフェ ロータスリーフ」。 まずは挨拶代わりに「フローズンヨーグルト」を頂きました。 シャーベット状の冷たいヨーグルト・・・ ひと口で気に入りました。 このお店、本業はキムチ屋さんらしく、軽食のメニーも充実しているようだ。 朽木に来る楽しみが、また一つ増えました。

パラディゾのピザ

国道367沿いのパラディゾは、ピザを始めとするイタリア料理のお店。 最近流行のジビエ料理も古くから提供している。 昔朽木をいたく気に入っている遠方の友達でがいて、来ると終日朽木で遊んでいた。 この場合、お昼と夜の食事を共に「はせ川」では芸が無いので、ここパラディゾをよく利用していた。 しかしこの友達の海外赴任をきっかけに、ご無沙汰となっていた。 今回、5月の心地良い風に誘われ、久しぶりにバラティゾのテラスでランチしてみた。 時折ハーブの香り漂うテラスで頂いたピザは、昔と変わらぬ美味しさであった。  

湖北の銘酒「竹生嶋」辛口純米【生原酒】

年がバレてしまうが子供の頃NHKでやってた「ひょっこりひょうたん島」という人形劇をよく見ていた。 琵琶湖に浮かぶ竹生嶋は、「ひょっこりひょうたん島」を思い起こさせる、のどかな島である。 その島の名前を冠した湖北の銘酒「竹生嶋」 造っているいるのは、これもまたのどかな佇まいの吉田酒造

萩乃露里山

フルーティー路線をひた走る、福井弥平商店謹製の純米吟醸生酒。 一般的に生酒は足が早く、特に開封後は素早く呑み切るのが定石。 ところがこのお酒、冷蔵庫で寝かせる事によりフルーティーさが増幅され、この上ないお酒に化ける場合がある。運がよければ・・・ 運が悪ければ、ただの気の抜けた液体になる。 最近の例では、ふた月ほど前に開封した1/4程の残り酒が、見事に化けた。 開封時に、その道を極めた酒豪に「若いっ!!」と一喝されたのが効いたのだろうか・・・

杣の天狗

安曇川の扇状地にある酒蔵で「萩の露」の福井弥平商店に並ぶのが、「杣の天狗」(そまのてんぐ)で有名な上原酒造である。 「杣の天狗」はとっても個性的なお酒で、一度呑むとやみつきになる。 このお酒は麹がとても強く、瓶詰め後も発酵が進み、アルコール度数は表示をかなり上回っているらしい。 また発泡しているので、開封時には注意が必要である。 このように、アルコール度数が高くかつ個性的なお酒にもかかわらず、呑み口が良いので、飲み過ぎには要注意である。 ちなみに、バックは「萩乃露」の酒粕である。

萩乃露「あらばしり」

こちらは福井弥平商店の生酒「純米あらばしり」。 かつてこのお酒、赤いラベルでそれはそれは個性的なお酒でした。 花見用に購入するも仲間うちの評判が悪く、僕が持ち帰る事となった。 「変な酒」と思いつつ日々呑んでいると、ボトル半分くらいの所から、がぜん旨く感じるようになり、以降毎年楽しみのお酒となった。 ところがラベルが現在のようになる頃から味が変わり、それはそれはフルーティーな呑み易いお酒になりました。 これはこれで美味しいので今でも毎年購入しているが、「赤ラベル」の頃の味が懐かしく、なんかの拍子で復刻せんかなと期待しております。

萩乃露「まごころ純米」

滋賀県は造り酒屋が多い。 特に安曇川の扇状地には、その豊かな湧き水を利用した作り酒屋が多い。 「萩乃露」はそのひとつ、福井弥平商店のブランドである。 僕はどちらかと言うと生酒を好む。 しかしこの「まごころ純米」は火入れされているにも関わらず、日本酒臭さが全くない、「淡麗」という表現がぴったりのお酒であります。

鯖のなれ鮨

鯖のなれ鮨は「近江の鮒鮨」、「秋田津軽のハタハタ鮨」と並んで「日本三大くさり鮨」の一つである。 ごはんと魚の組み合わせこそ鮨に似ているが、漬け物と言った方が分かり易い。 写真のものは、朽木の某漬け物名人によるもので、良質のチーズのような深い味わいである。

© 2024 10 feet photogallery | WordPress Theme: Annina Free by CrestaProject.