Close

変わり果てた中州

ベストシーズンのフィールドの写真を観るのは、オフシーズンの楽しみの一つである。しかし最近では、渓相の急激な変化を再確認する行為でもある。 この対岸の平らな川原は中州になっており、かつて結構な小山があった。 また手前の流れもずっと細く、ニーブーツで簡単に渡れた。 しかし、昨年は何度訪れても中州に渡れる事は無かった。

熊の爪あと

安曇川流域の山深くに熊が居る事は知っていたが、この爪痕は民家のすぐ側のものである。僕が川へ降りる小道に、ミツバチの巣箱が置いてあり、それを熊が襲った時のものである。 のどかな里山のすぐ側に居る、荒ぶる野生の証しである。

葛川細川の流れ

一昨年より続いている大型台風襲来の爪痕が痛々しい安曇川本流。 当然魚にとっても厳しい状況が続いている。 その中で比較的快復が速いのが、この細川地区である。 一応、川の態はなしている。 渓流解禁まであと3ヶ月、今年はこの水域に期待しています。

夏休みの釣り

この夏休みを利用して釣り友達と、若狭湾に流れ込む北川の最上流部の天増川に釣行した。 40年近く前の夏休み、いまは亡き父と訪ねた渓である。 当時の様子はほとんど記憶にないが、当時と変わらないと容易に解る風景が、我々を迎えてくれた。

安曇川本流朽木地区

安曇川本流朽木地区ではアユを放流する4月末になると、数メーターおきにびっしりと防鳥糸が張られる。 同じ時期、Flyfishingはベストシーズンを 迎えるが、うっとうしい事極まりない。 川鵜の被害を恐れての処置だが、入川料(年券¥8,500!)はしっかり徴収しておきながら、漁協にはアユ釣りの事 しか頭に無いようである。 ちなみに安曇川本流域では、ここ数年アマゴ・イワナの放流は一切行われていない。素晴らしいフィールドだけに、極めて残念である。

桜の頃

毎年桜祭り行われることでも解るように、朽木の人達は桜好きである。沿道や川沿いには桜並木が多い。 桜が満開のこの時期、安曇川のFlyfishigは最盛期を迎える。桜の花同様、最盛期は極めて短い。この神がくださった4月、僕は憑かれたように安曇川に通う。

野点珈琲

昔は川の水をよく飲んでいた。 今でも、上流に民家のない沢ではよく口にする。 沢の水は概して甘い。 沢の水に対して、湧き水は無味無臭であることが多いが、これでコーヒーやお茶をいれると、水道水との違いは歴然とする。 朽木の人たちは湧き水を清水(しょうず)と呼び、大切にしている。 この清水を現地で沸かし、挽きたての豆で点てる野点珈琲は、最高の贅沢である。

朽木の冬

最近は雪が少なくなった朽木。 以前は年内に降った雪が根雪となり、 翌年の5月ごろまで、北の斜面に残っていた。 当然、水量も豊富であった。 これは2002年の師走に、最近では珍しく大雪となった時の風景。

© 2024 10 feet photogallery | WordPress Theme: Annina Free by CrestaProject.