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工藝の庭で出会った「とりの一輪挿し」

安曇川が流れる高島市は、陶芸や木工などの工芸が盛んだ。 この地に移り住んで活動している芸術家も多い。 そして、それらを盛り上げて行こうとする有志の活動も始まっている。 その一つに「工藝の庭」というイベントがある。 主催者曰く「工藝の庭は、この土地で循環するありとあらゆる生命が集い、語らう庭です。魂を削りだしたような木工。心のうちを叩いたような金工。手と土が溶け合うような陶工…。滋賀県を中心とした様々な分野の作家がこの庭に集います。」 この「とりの一輪挿し」は、「植物に寄り添うワイヤーワーク」をコンセプトに活動されてます、滋賀県大津市の奥田由味子さんの作品。 このイベント一番の出会いでした。

生杉の光る田んぼ

安曇川流域は、源流部から下流の扇状地に至るまで米作りが盛んだ。 安曇川最大の支流針畑川流域は、山間部ゆえ田畑は針のように細長い。 針畑という地名の由来である。 これは朽木の最深部針畑生杉(おいすぎ)地区の、黄金に輝く田んぼ。 日本の原風景を思わせる、安曇川源流部の秋の景色である。

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