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パラディゾのピザ

国道367沿いのパラディゾは、ピザを始めとするイタリア料理のお店。 最近流行のジビエ料理も古くから提供している。 昔朽木をいたく気に入っている遠方の友達でがいて、来ると終日朽木で遊んでいた。 この場合、お昼と夜の食事を共に「はせ川」では芸が無いので、ここパラディゾをよく利用していた。 しかしこの友達の海外赴任をきっかけに、ご無沙汰となっていた。 今回、5月の心地良い風に誘われ、久しぶりにバラティゾのテラスでランチしてみた。 時折ハーブの香り漂うテラスで頂いたピザは、昔と変わらぬ美味しさであった。  

食べるための釣り

僕は基本キャッチ&リリースを心がけている。 きょうびの安曇川では、1つのポイントから魚を抜くと、そのポイントには1シーズン魚が付かない事も珍しくないからだ。 その一方で、ベストシーズンのアマゴに関しては極めて美味ゆえ、時折頂いております。 この場合でも、食欲がそそるほど良型で、かつ食べる目処が付いている場合にのみ初めてキープとなる。 従って、1シーズンを通して1、2回ほどである。 しかし、極めてまれではあるが、食べるために釣る事がある。 それは例外なく、大切な人に食べてもらうためにである。 釣りは自然相手なので、「食欲がそそる程良型」を狙って釣るのは難しい。 運良く釣れても、キープすべきか迷う場合がほとんどだ。 「第1投で勝負が決まる」という基本に則り、落ち着きなくポイントを変え、ひたすら良型を狙う。 釣りというより「漁」に近く、あまり楽しい釣りではない。 こうして釣れたのが、このアマゴである。 即納竿、生かしたまま「はせ川」に持ち込み、こんがり塩焼きにしてもらった。

何度も出たアマゴ

渓流のフライフィッシングの場合、第1投で勝負が決まる場合がほとんどである。 特に警戒心が強いアマゴやヤマメはそうで、第1投でしくじるとうんともすんとも言わなくなることが多い。 このアマゴはその例外で、何度もフライに反応するのだが、なかなかフライを咥えてくれなかった。 しかし余程お腹が減っていたのだろうか、12回目にしっかりとフライを咥えてくれた。

不動の巨石

梅の木から町居にかけての安曇川流域同様、ここ細川付近も巨石が点在している流れとなっている。 梅の木・町居間に関しては災害史に残る「町居崩れ(1662年)」の痕跡だが、細川にも大崩落の伝承が残っている。 2013年の大水で、これらの巨石のほとんどが動いたり割れたりの影響を受けた。 しかしこの写真の巨石は不動で、僕がこの水域を初めて訪れた28年前と変わらず、堂々と鎮座している。

二匹目のアマゴはいた。

前回久しぶりにウェーダーを履いた釣りで良い思いしたので、再度ウェーダーを履き同じ流域を通してみた。 ダメ元で前回良型が出た渕を流した所、いきなり良型がヒット。 二匹目のアマゴはいた。 昨今の安曇川で良型が2匹も同じポイントに着く事は、極めて稀。 よほど良条件の整った渕なのだろう。

川を渡って釣ったアマゴ

僕は基本ウェーダーを履かず、膝までのニーブーツで釣りをしている。 ウェーダーを履かず履かず渓流釣りをすると、当然行動範囲が限られてくる。 特に今シーズンは幸か不幸か水量が多く、行動範囲は以前にも増して限られている。 そこで意を決して、ウェーダーを履いてみた。 安曇川では、数年ぶりにである。 そして数年ぶりに立った、安曇川本流の某ポイントでこのアマゴは出た。 23cmだが、体高がありよく太ったアマゴであった。

尾びれの立派なアマゴ

GWに入り、ようやく納得のいく魚が釣れ始めた安曇川本流。 小ぶりながら、尾びれが立派なアマゴが釣れた。 美しい魚体だが尾びれの先は丸くて、とんがってはいない。 安曇川では明らかに天然と思われるものでも、このように先が丸い尾びれのアマゴが多い。

アマゴとイワナのハイブリッド?

この魚、体型はアマゴだが背中の模様はイワナのような虫食い模様である。 ヤマメの雌が降海し、ダム建設等の事情により雄の生息域に雌が戻って来れなくなった川では、このようなイワナとヤマメのハイブリッドが数多く発生するという。 安曇川、特に放流の途絶えた朽木地区はアマゴ・イワナ共に個体数が少ない。 よって、同じような現象が起こってしまったのだろうか? いずれにしろ、なんとも不気味な模様である。

鯖寿司そば付き

鯖を焼いている時の匂いは苦手だが、へしこや鯖寿司は好物である。 特に「はせ川」の鯖寿司は、鯖のしまり具合やボリュームの塩梅が絶妙で、大の好物となっている。 しかし僕の場合、鯖寿司をたくさん頂くと胸焼けになる事が多い。 したがって鯖寿司を頂く時は、そば等と合わせ、鯖寿司だけで空腹を満たさないように注意している。 写真のものは「はせ川」の鯖寿司そば付き。 鯖寿司を多めにして、胸焼け防止のガリも多めにしてもらったバージョンである。

新緑の頃

今は杉林が多くなってしまったが、元々安曇川流域はブナなどの落葉樹帯である。 落葉樹と言えば美しい紅葉を思い浮べる人が多いが、僕は新緑の頃が好きだ。 木々だけでなく、生き物すべてが輝いているような新緑の頃、安曇川のフライフィッシングは短い最盛期を迎える。

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